佐賀の呼子の朝市へ行こう!|駐車場・営業時間もご紹介!

イカで有名な佐賀県唐津市呼子町では、朝市が開催されています。売り子のおばちゃんたちの「見ていきんしゃい!」「寄っていかんね!」などの掛け声が耳に心地よく響き、優しい笑顔で出迎えてくれる場所です。この記事では、朝市へのアクセス方法や営業時間、おすすめの商品を紹介しています。佐賀県に観光に来た人や佐賀県民で週末のお出かけ先に悩んでいる人は呼子の朝市に足を運んでみませんか?

佐賀が誇る呼子の朝市とは?|日本三大朝市の一つ

佐賀県唐津市呼子町で元日以外毎日開かれている朝市です。営業時間は7:30〜12:00(正午)までで、その日に海でとれた新鮮な海の幸や加工した海産物、畑でとれた農産物などを中心に路上で売っています。千葉県の勝浦朝市、石川県の輪島市と共に、日本三大朝市として有名です。

朝市の歴史は江戸時代の物々交換が始まりと言われています。漁師がとってきたクジラ肉や海産物を農家が育てた野菜や果物などの農産物と交換して生活していました。この風習は少しずつ変化しながら、今でも朝市として残っています。

呼子といえばイカ!朝市名物イカの一夜干し

朝市に行くと、至るところでイカがぐるぐる回っているところが目に入ります。その名も「いかぐるぐる」。太陽の下でイカを高速で回し、天日干しと乾燥を同時に行っています。遠心力でイカが伸びている様子をじっと眺めていても、不思議と飽きません。こうして美味しいイカの一夜干しができるんですね。

食べ歩きを楽しもう!おすすめ3つ

呼子の朝市といえば「食べ歩き」です!新鮮な海鮮をその場で焼いて提供してくれます。またゲソ天や揚げシュウマイもおすすめです。朝市通りを歩きながら、できたてのおいしさを堪能してください。

おすすめ1:出来たて!ゲソ天と揚げいかしゅうまい

イカゲソを揚げたゲソ天といかしゅうまいを揚げた揚げいかしゅうまいは食べ歩きにおすすめです。注文が入ってから揚げてくれるので、温かい状態で食べることができます。いかしゅうまいは蒸して食べるイメージがありましたが、揚げてもとってもおいしいですよ!食べ歩きしやすいように、カップに入れて提供してくれます。

おすすめ2:汁まで美味しい!サザエのつぼ焼き

焼きたてのサザエを食べることができます。値段は大きさによって1つ200円~600円です。1000円で一皿4つ~6つの盛り合わせにしてくれます。「食べていかんね~、大きかとばやっけん。」という呼び声にのせられてついつい買ってしまいました。食べてみると、じんわり温かいサザエのおいしさが口のなかに広がります。もちろん中の汁までおいしくいただきました。

おすすめ3:匂いも大満足!海鮮焼き

いか焼きをはじめ、ほたてやにし貝などの串焼きを食べることができます。目の前で焼いてくれますので、醤油の少し焦げた食欲をそそる匂いにつられたのか、人だかりができていました。焼きたてが食べれるのは朝市だからこそです。一緒にビールも売ってくれますので、朝から串焼きをつまみにほろ酔い気分になるのも贅沢ですね!

お土産を買おう!おすすめ5つ

朝市に来たからには、海の幸が豊富な呼子だからこそのお土産を探してみませんか。イカの一夜干しをはじめ、イカの塩辛、魚ロッケ、いかせんべいなど魅力的なものがたくさんあります。親しい人へプレゼントしてもいいし、自分のために買ってもいいですね。

おすすめ1:イカの一夜干し・アジ・サバの干物

佐賀の朝市名物イカの一夜干しは外せません。「イカ1枚1500円でよかよ~。」「3枚買うてくいたら、サバもつけちゃっけん。」などと声をかけてくれます。塩焼きにして食べるとおつまみに最高です。ごはんのおかずにもなります。イカの一夜干しの他にもアジ・サバなどの干物もおすすめです。干物はお店ごとに特製のたれを使っているので、それぞれ味が違います。買い過ぎても、1つ1つをラップで包んで冷凍保存できますので安心してくださいね。

おすすめ2:イカの塩辛

イカといえば塩辛という人も多いはず。お酒にもごはんにも合う優れものです。呼子の朝市では他に「たこ塩辛」や「梅くらげ」も売っています。3つセットで買って、味の違いを楽しむのもいいですね。

おすすめ3:魚ロッケ

見た目がコロッケそっくりの魚(ギョ)ロッケは、魚のすり身をパン粉をまぶして揚げたものです。他にも、ピリ辛魚ロッケやイワシのコロッケなど数種類のコロッケや天ぷらがあります。

また、新鮮な白身魚のすり身と地元で獲れた卵、砂糖を使い鉄なべで丹念に焼き上げた阿つ焼(あつやき)という百年以上親しまれている食べものもあります。白身魚のすり身を使っていますので、かまぼこを焼いたような味を想像するかもしれませんが、ほんのり甘く、柔らかい食感でカステラに近い味です。

おすすめ4:いかせんべい

いかせんべいはいくつかの種類がありますが、目を奪われたのが「活活(いきいき)いかせんべい」です。パッケージに本物のイカを使用していて、第一印象が衝撃的でした。縦に並んでいると、まるで泳いでいるかのようです。お土産として渡された人は「何コレ?」とびっくりするのではないでしょうか。

おすすめ5:甘夏ゼリー

実は呼子は甘夏の栽培がさかんです。化学肥料を使わず、有機質肥料を使った自然に優しい「甘夏みかん」をつくっています。この甘夏を使ってほどよい酸味と甘みが織りなす優しい味わいのゼリーができました。ぜひ一度ご賞味ください。

おすすめの営業時間

8:30〜9:30頃が一番おすすめの時間帯です。早く行っても、まだ開いていないお店もいくつかあります。9:00頃に開店するお店もあるようです。干物などの加工品は10:00過ぎても売り切れることはほとんどありません。休日などの混雑が予想される日は、10:00ごろには近くの駐車場が空いていない可能性がありますので、車で行こうと考えている人は注意が必要です。

呼子の朝市へのアクセス方法

車を利用する場合と公共の交通機関を使って来る場合のアクセス方法を紹介します。

車を利用

【福岡周辺】西九州自動車道経由~福富JCT~前原東IC~国道202号線~国道204号線~呼子

【佐賀・長崎周辺】長崎自動車道経由~多久IC~多久厳木有料道路or国道203号線~国道202号線~国道204号線~呼子

公共の交通機関を利用

【飛行機利用】福岡空港~【電車】地下鉄空港線~筑肥線~JR唐津駅~
【徒歩】唐津大手口~【昭和バス】~呼子

【飛行機利用】佐賀空港~【バス】JR佐賀駅~【電車】唐津線~JR唐津駅~
【徒歩】唐津大手口~【昭和バス】~呼子

【JR利用】JR博多駅~地下鉄空港線~筑肥線 ~JR唐津駅~
【徒歩】唐津大手口~【昭和バス】~呼子

【高速バス利用】JR博多駅~高速バス「からつ号」~JR唐津駅~
【徒歩】唐津大手口~【昭和バス】~呼子

無料で利用できる?!呼子の朝市周辺の駐車場

朝市通りの近くには無料で利用できる駐車場が2カ所あります。ただし、停められる台数が少なめです。無料駐車場の利用を考えている場合は、早めに到着することをおすすめします。また、近くに有料の駐車場もありますので合わせて紹介しますので、参考にしてください。

【無料】徒歩約1分!朝市通り駐車場

住所〒847-0303 佐賀県唐津市呼子町呼子3777
料金無料
収容台数29台
営業時間8:00~19:00
おすすめポイント朝市に近くて便利!

【無料】徒歩約7分!呼子町駐車場

住所〒847-0304 佐賀県唐津市呼子町殿ノ浦
料金無料
収容台数約20台
営業時間7:30~18:30 ※夜間は閉鎖
おすすめポイント少し遠いが、海沿いにあるので海を眺めながら歩ける!

【有料】徒歩約3分!呼子臨港駐車場

住所〒847-0303 佐賀県唐津市呼子町呼子4185番地27
料金1時間以内100円
1時間~3時間以内200円
3時間~12時間以内500円
12時間~24時間以内1,000円
収容台数128台
営業時間24時間
おすすめポイント3時間以内なら200円と安い!

【有料】徒歩約1分!呼子ふれあいパーキング

住所〒847-0303 佐賀県唐津市呼子町呼子1465-24
料金1時間100円
24時間最大500円
収容台数15台
営業時間24時間
おすすめポイント最大料金が決まっているから安心!

Q&A

呼子の朝市に関するよくある質問です。

食べ歩きでおなかいっぱいになるの?

掛け声につられて、ついつい食べてしまうのでおなかいっぱいになります。朝市で朝ごはんとして食べ歩きし、お昼ごはんでイカの活け造りや海鮮料理を楽しんでください。

買ったものを宅配できますか?

宅配にも対応しています。遠方から来たときは、宅配便を利用すると気兼ねなくお買い物が楽しめます。

近くに観光名所はありますか?

おすすめはすぐ近くの「マリンパル呼子」に行って、クジラのかたちをした船の「ジーラ」に乗船し、海中の景色を楽しむことです。船の底の部分が海中にあり、大きな窓から海の中を見ることができます。デッキもありますので、海上景色を眺めることが可能です。

また、「イカ丸」という遊覧船もあります。七ツ釜の観光ができる船です。どちらの船も、デートで乗っても楽しいですし、ファミリーでも子供が間違いなく喜ぶのでおすすめします。

公式サイト:https://www.marinepal-yobuko.co.jp/sp/index.html

佐賀の魅力が詰まった呼子の朝市へ出かけよう!

地元の方との心温まる触れ合いで癒されながら、おいしい食べ物の食べ歩きができるのが呼子の朝市です。まだまだここでは紹介しきれなかったものもたくさんあります。ぜひ一度佐賀の呼子の朝市を体験してみてください。