佐賀県鳥栖市の住宅街にひっそりとたたずむ「東料理研究所 HIGAKEN(ヒガケン)」。
オーナーシェフの東島さんは以前、某ホテルの総料理長を務められていた方です。
いろいろなインスタをハシゴしながら、偶然みつけたお店!
アップされている写真の中で、とくに目に飛び込んでくるのが「大人様プレート」です。
訪問する前から、絶対にアタリの予感しかしません。
直感を信じて、東料理研究所へ足を運びます。
目次
東料理研究所 HIGAKENへのアクセス
佐賀県鳥栖市の閑静な住宅街にたたずむ「東料理研究所 HIGAKEN」。
以前ランチに出かけた、古民家カフェ リンコットにほど近い場所です。
当日は北の方から向かいました。
マックスバリュー曾根崎店の近くにある曾根崎西交差点を南の方へ移動。
右手に生タピオカドリンクが人気のdrink stand 1212があり、お店ののぼりを目印に右折しましょう。
「drink stand 1212」も、いつか行ってみたいお店のひとつです。
店舗が見えてきました。
2階建ての茶色の建物です。
お店の隣に駐車場が3台分完備されています。
この画像は2回目に訪問したときに撮った写真です。
初めて訪問した日は向かって右側の1台分のみ東料理研究所駐車場と表示されていました。
その1台分に車が駐車されていたため、あとの2台分はダメなのかな?と躊躇し、あらかじめインスタで予習しておいた別場所の駐車場へ向かいます。
それがココ。
お店から徒歩で約1~2分、歩くのが苦にならない場所です。
道路を挟んでななめ前くらいに徳永寺があり、目印に向かうとわかりやすいかな。
徳永寺の駐車場のとなりが、東料理研究所の駐車スペースがある駐車場です。
入ってすぐ右手、17番と19番が東料理研究所の駐車場です。
お店の横より、こっちの方が駐車しやすいという印象。
とくに大きめの車は、こちらの方がおすすめです。
東料理研究所 HIGAKENの予約方法
必ずしも予約が必要なわけではありませんが、満席でお断りされることもあるそう。
確実に席を確保してランチを楽しみたいなら、予約利用がおすすめです。
予約はシェフの電話番号080-8556-2972に連絡を!
ランチタイムは多忙で、電話対応できないことがあるみたいです。
当日ではなく前日までに時間を見計らって、電話をかけるべきかな。
ちなみに筆者が初訪問時に予約電話した時間は、当日の10時を少し過ぎたくらいのタイミング。
下ごしらえで大変な時間かなと思いつつ、行きたいという衝動の方が大きくて(スミマセン)。
呼び出し音、何回目だっただろう。
あーやっぱり忙しくされているんだろうなと思いつつ、通じるかも通じるかも……と念じてたら通じた!
しかもバタバタ感を感じさせない、フレンドリーでおおらかな感じのシェフの声。
一瞬で和みました。
ちなみに公式インスタに広報・営業担当のナカジんさんこと山口さんの電話番号が掲載されていますが、こちらに予約電話をかけるのはNGです。
おすすめのメニュー
メニュー表を見ると、ハンバーグセット・海の幸プレートセット・おむらいすセット・牛すじカリー・イベントメニュー・気まぐれランチと気になるメニューのオンパレード♪
しかし、ここは初志貫徹。
大人様プレート1,300円(2022年11月現在の料金)を注文しました。
最初に提供された具だくさんなスープ。
食感が楽しく、身体によい健康効果をもたらしてくれそうな食材ばかり♪
プラス料金でも構わないので、もっとたくさん飲みたい!お代わりしたい!と思えたひと品です。
器にフルコース並みの料理が、ミニサイズで盛り付けられています。
型にはまらない多彩な表現力に、一瞬でハートをわし掴みされました。
ごはん or パンは好みを選んでOK。
メインは魚料理 or 肉料理からチョイス。
写真は魚料理の茄子と茸のサーモンクリーム焼です。
こっちはパンをチョイスした方がよかったかな。
ごはんも相性よかったけど、パンにクリームを付けて食べたかった。
サラダのドレッシングは自分でかけるタイプです。
それぞれの料理にフォーカスすると、一切手抜きなしの実直な仕事ぶりが伝わってきます。
食べると食材の組み合わせの妙が楽しい!
どんどん食べ進めるうちに、自然と頬がゆるみます。
こちらのメインは肉料理、ポークのミラノ風カツレツ。
ふだん揚げ物を好んで食べる機会は少ないのですが、このカツレツは食べやすいサイズにカットされており、重くなくてペロリといけるの!
ソースひとつとっても、一滴たりとも残したくありません。
ビジュアルはもちろん、すべての料理の完成度の高さが秀逸です。
大人様プレートは定期的にメニューが替わるので、飽きずに通えるのが魅力のひとつ♪
そのほかのメニュー
2回目の訪問で注文したのは気まぐれランチの「チキンのトマトクリームリゾット(サラダ・スープ付き)」。
いったん注文を受けてくださったのですが、中でシェフが何か言ってる。
すると「シェフが気まぐれで……」と説明され、今日はリゾットではなくパングラタンの提供だそう。
まさにネーミング通りのランチだなぁ(笑)。
気まぐれって聞くとクセのあるシェフじゃないの?と想像しがちですが、東料理研究所のシェフは決してそんなタイプではありません。
パングラタンも気になったので注文してみましたよ。
「初お目見えです」と案内され、提供してくださいました。
そうなの?とプチ感動です。
トースト丸ごと or 半分にカットされて提供されるのかな~と想像していましたが、全く異なるビジュアル。
手で持って口に運べる、食べやすいサイズです。
細やかな作業に手を抜かない忠実な仕事ぶり!
おもてなしの心を感じます。
チーズを愛してやまないのですが、グラタンとかドリアとかリゾットとか、途中で食べ飽きてしまうことも。
東料理研究所のパングラタンは中の冷たい食材と温かいパンのバランスが絶妙で、完食するまでずっと美味♪
デザート&ドリンク付きで頼んだのに、写真撮るの忘れてたーと完食してから気付いて大ショック。
あっスープも撮り忘れてる。
飛びつきたくなるほど、フォトジェニックなひと品だとご想像ください(汗)。
デザートの内容は2種盛りで、和栗のアイス&バナナマフィン。
アイスは濃厚なんだけど、なめらかで後をひくおいしさです。
とくに栗好きには、たまりません。
マフィンは素朴でやさしい味。
フォークでカットして食べようとすると、ほろほろとくずれがちなので、手で持って食べるのがおすすめです。
最後の方はアイスをピタピタとくっつけ、ほろほろまで完食しました。
ドリンクは数種類ある中から、好みを選んでOK。
デザート&ドリンクセットは、お得だと思うので絶対に付けるべき!
ひとつの料理で、どれくらいの数の食材が使われているのかな~と想像。
海の幸プレートは、こんがり焼けたパンと相性バッチリ!
イベントメニューのガーリックシュリンプです。
アルコールと一緒に堪能したくなる!
ふっくらコロンとした形がキュートなハンバーグ♪
提供されているドリンク
お店のインスタにちょくちょく登場している自家製HIGAKENレモネード。
デザート&ドリンク付きで頼んだドリンクが、気になっていた自家製HIGAKENレモネードです。
ホット or アイスのどちらかを選んでOK。
アイスでお願いしてみました。
ひと口飲むと、さわやか~♪
ゴクゴクと一気飲みしたいけど、もったいないので控えめにコクコク。
国産レモンが使用されており、安心して飲めるのが嬉しいポイント!
ほかに提供されているソフトドリンクは、HIGAKENレモンスカッシュ・オレンジジュース・ホット珈琲・アイス珈琲・烏龍茶です。
アルコールはコロナビール・ハイネケン・アサヒビール(小瓶)・キリンビール(小瓶)・グラスワイン(赤・白)・ノンアルコール(オールフリー)のラインアップ。
貸切に対応
15名以上の利用で貸切OK。
通常のメニューはもちろん、1ヶ月以上前に予約すると、特別メニューに対応してくださるそうです。
ちょっとした集まりや、サプライズ利用におすすめ!
テイクアウトメニューあり
HIGAKEN弁当です。
お弁当という域を超越しているような内容。
料金は1,000円・1,500円・2,000円の3種類(2022年11月現在の料金)。
受付は5個からです。
1週間前までの予約が必要ですが、場合によっては相談に応じてくださいます。
また、お弁当以外のテイクアウトメニューあり。
今日はごはんをつくるのが面倒だな~という日の利用におすすめです。
テイクアウトのレモネードです。
自宅でお店の味を再現できる!
記念日利用におすすめのオードブル
誕生日やホームパーティー、親戚の集まりにピッタリのオードブルが提供されています。
宝箱のような見目麗しい料理ばかりで、その場が盛り上がるに決まってる!
シェフの熱意が伝わる「おせち」
お正月用オードブル。
ナカジんさんいわく、略して「おせちブル」。
シェフの技術のすべてが詰まった、渾身の料理ばかり。
数量20個限定で予約受付中です。
4名用で料金は17,500円(2022年11月現在)。
料理は全15品ですが、一部をピックアップして紹介します。
お正月用オードブル
・スモークサーモン ケッパー添え
・ホタテ貝柱のジンジャー
・ボイルズワイガニ爪
・白身魚のエスカベッシュ
・甘鯛と海老のムース
・マダガスカル産ロブスターのグラタン
・ローストビーフ赤ワインソース
料理名を聞いただけで、スペシャリテなんだろうなと想像がふくらみますね。
メニューに登場させてほしいシェフの自宅ごはん
シェフの自宅で食べられているごはんです。
家でこのレベルの料理を味わえるなんて、ズルすぎます。
いつか東料理研究所で提供されますように!
実は初来店の日、お店に傘を忘れてしまったのです。
気がついたのは閉店時間の15時をとっくに過ぎた16時。
お店にいらっしゃらないかもしれないけれど、もしかしたらと思ってシェフに電話をかけてみました。
すでにお店を離れられていたのですが「戻って確認しますね」と言われます。
「後日伺うので戻っていただかなくても大丈夫です」と何度も言うのですが、シェフのやさしさに押し切られました。
少し時間が経ってから折り返しの電話で「ありましたよ」と。
かなりお店から離れた場所にいらっしゃったはず。
柔軟でスマートな対応に感謝です。
至極丁寧な仕事で調理されている料理はもちろん、細やかな心遣いがプロフェッショナル!
公式インスタにアップされていた印象的な1枚です。
シンクロするシェフと奥様
五感が喜びにざわめく東料理研究所 HIGAKENへランチに出かけよう
1度、足を運ぶと全メニュー制覇したくなる東料理研究所 HIGAKEN。
鳥栖市でランチするのにおすすめのお店です。
写真は店舗の外観で中の様子が見えないため、扉を開けるときはドキドキでした。
入店後に「いらっしゃいませ」のウェルカムな声かけに安堵。
カウンター席に案内されたのですが、荷物入れがなくカゴがあったらいいなと思っていたら、2回目の訪問でカゴがある!
店舗横の駐車場も1台分OKなのか、2台分確保されているのか、全部いいの?と迷ったので、案内があったらいいなと思ってたら、これも2回目の訪問で改善されていてビックリ。
初来店日から3日後の来店というのに、心の声がダダもれだったのでしょうか。
以心伝心だと勝手に感動しています。
東料理研究所の店舗は、夜「徹食(てっく)」という居酒屋として営業。
伺ったとき、東料理研究所の奥様が「お昼に間借りして、ランチタイム営業しています」と教えてくださいました。
入口の左手の壁の一部がシャッターで覆われており、ここに徹食の看板が隠れているのかな。
これからさらなる進化が予想される東料理研究所。
お客さんが引きも切らない人気店になる予感しかしませんが、個人的にはこじんまりと営業していて欲しいような……。
これからは、世界の料理で世界一周といったイベントなどに対応していかれるそうです。
今後、東料理研究所から、ますます目が離せません!
【店舗情報】
住所 | 佐賀県鳥栖市曾根崎町1269-3 |
営業時間 | 11:00~15:00(L.O.14:00) |
店休日 | 水曜日 ※臨時休業あり |
料金 | 【ランチ】1,100円~ |
電話番号 | 080-8556-2972 |
駐車場 | あり(店舗横に3台、別場所に2台)※満車のときは問い合わせを |
支払い方法 | カード不可、電子マネー不可、QRコード決済可(PayPay) |
公式インスタ | 東料理研究所 HIGAKEN |
公式ツイッター | 東料理研究所 HIGAKEN |