毎日でも通いたくなる「武雄市図書館・歴史資料館」「武雄市こども図書館」の魅力

書店とカフェが併設されている「武雄市図書館・歴史資料館」。
コンセプトは市民の生活をより豊かにする図書館です。
多くの書物を所蔵する図書館ですが、公共の施設？と驚くくらい堅苦しさはありません。

敷地内にある「武雄市こども図書館」は中に入ると、子どもはもちろん大人でもワクワクと気分が上がる、明るくてくつろげる雰囲気です。

外にしばふ広場があり、子どもは体を動かしたり、大人は憩いの場として利用したり、のんびりと過ごすのにピッタリ♪

今回は「武雄市図書館・歴史資料館」と「武雄市こども図書館」の魅力をお届けします。

アクセス・駐車場

「武雄市図書館・歴史資料館」と「武雄市こども図書館」のアクセスはJR武雄温泉駅から徒歩で15分、ゆめタウン武雄や武雄神社の近くにあります。

駐車場は約90台分用意されており、料金無料です。
ただし、図書館の開館時間内のみ利用OK。
図書館の駐車場が満車のときは、周辺の公共施設の駐車場を利用できます。

「武雄市図書館・歴史資料館」の外観と館内の雰囲気

武雄市図書館の外観は圧倒的な存在感！
テレビでよく見かける場所に、やっと来れたとワクワクが止まりません。

一般的な公共の図書館とは一線を画すような独特の空間です。
館内は吹き抜けで、とっても開放的！

木の勾配屋根とハイサイドライトから差し込む光が印象的です。
1階は大箱のカフェっぽい雰囲気。

自分で貸出の手続きができる、セルフカウンターや返却ボックス。
使い方がわからないときは、カウンターのスタッフに尋ねてみましょう。

また、視聴覚障害や身体に障害があり、読書をするのに不自由な人に向けて点訳・対面朗読サービスがあります。

雑誌・絵本・おもちゃ・雑貨・文具・食器など、いろいろな物販も行われています。

館内は小さな子どもでも図書館を利用できるよう、子ども用のトイレと授乳室が設置されています。
子連れの保護者に、やさしいな～としみじみ。
安全のため、授乳室利用時は近くにいるスタッフに声をかけてくださいね。

エスカレーターもありますが、階段で2階へ向かいました。
コンクリート打ちっぱなしの壁がかっこいい♪

館内には、いろいろなタイプの学習室があります。
来館日は平日だったのですが、多くの方が読書や調べ物をされていました。

座席は先着順で、空いていれば誰でも利用OK。
ただし、予約はできません。

2階から1階を見下ろした景色です。
数えきれないほどの蔵書がビッシリ。

読書好きにはたまりません。
読み倒すために、近くなら毎日でも通いたいと思えるほどです。

歴史資料館の蘭学・企画展示室では、バラエティー豊かな収蔵品を展示する企画展が、年に数回開催されています。

開館時間と休館日

武雄市図書館は365日・年中無休です。
営業時間は9時～21時までと、一般的な図書館と異なり使い勝手が素晴らしい！

ただし、業務の都合や自然災害の影響で一部の営業時間、開館日が変更される可能性があります。

写真撮影NGでも撮影スポットあり

今回は取材で伺ったので写真撮影させていただきましたが、館内は基本的に写真撮影NG。
ただし、正面入り口付近と2階のキャットウォーク奥のフォトスポットのみ写真撮影OKです。

iPadの貸出を実施

館内はどこも、スタイリッシュでスマートな空間です。
インターネット利用のため、iPadの貸出が行われています。
時間は1回2時間まで。

ただし、貸出の再手続きをすれば1日に何度も利用して構いません。
貸出を希望するときは、利用カードをカウンターに持参しましょう。
ちなみに利用者が接続できるFree wi-fiもあります。

ドリンクを飲みながら読書できる

とくに武雄市図書館は郷土資料閲覧専用席と蘭学・企画展示室以外の場所で、本を読みながらドリンクを楽しめるのが魅力です。
ただし、フタ付きの飲み物のみOK。

また、ペットボトルや水筒も持ち込んで大丈夫です。
カフェで購入する食事を食べることができるのは、指定されたエリアのみ。

持参する軽食や、お弁当を館内で食べるのはNGです。
食べるなら、武雄市こども図書館の2階と2階テラスで楽しみましょう。

「武雄市こども図書館」の外観と館内の雰囲気

平成29年10月にオープンした「武雄市こども図書館」。
外観は壁がガラス張りです。

全体的にナチュラルで、かわいらしい雰囲気♪
子どもだけでなく、大人でもテンションが上がる感じです。

ベビーカーの貸出あり。
かなり、しっかりとしたタイプです。

館内は武雄市図書館と同じように開放的な空間です。
象徴的な丸いテーブル席が、いくつか完備されていました。

来館日は黒板に手描きの新幹線のイラストがあり、アットホームな感じ♪

存在感のあるピアノ。
演奏会が行われることもあるようです。

吹き抜けの壁面にある大きなサイズアートウォールです。
武雄市の大楠がモチーフだそう。
こども達が健やかに成長して欲しい……という願いが込められた作品です。

子どもたちが本を見つけやすい工夫

ベビーカーで移動しやすい造りです。
本のほかにCD・DVD・紙芝居もありました。

子どもの目線で手に取れる本がいっぱい。
並べ方はテーマ別です。

寝っ転がって読書できる

くつをぬいであがりましょう。

えほんの山！
階段に座り、ママと子どもが一緒に読書を楽しんでいました。
写真にはありませんが、天井が低い子どもに大人気のひみつの部屋があります。

イベントやワークショップを実施

知育玩具を使用する遊びのイベントやワークショップが、定期的に開催されています。
事前申し込みが必要な場合もあるので、日頃から公式Instagramを要チェック！

2階にカフェを併設

武雄市こども図書館の2階に併設されているのが、九州パンケーキカフェです。
外に、しばふ広場を見下ろせるテラス席があります。
連絡通路を利用すれば、武雄市図書館・歴史資料館への移動がスムーズ。

県外からの利用OK「武雄市図書館・歴史資料館」「武雄市こども図書館」へ気軽に足を運ぼう

どちらの図書館も館内に足を踏み入れただけで、ステキすぎて感動しました。
近くに住んでいる方が超うらやましい。

もし自分の家の近くにあったら、毎日足しげく通いそうです。
図書館利用はもちろん、観光がてら立ち寄るのにおすすめ。

日本国内に居住していれば、誰でも図書館利用登録ができます。
もし武雄市に出かける機会があれば、武雄市図書館・歴史資料館、武雄市こども図書館へ気軽に足を運んでみませんか。

施設情報